RESOURCE CIRCULATION - Materials, Energy & Carbon Circulation.

資源循環のデザイン

わたしたちが基礎研究を進めているCa由来の天然複合素材。 この複合素材の原料となる石灰岩は生物起源であり、 古生代の珊瑚礁やそのほかの動物・藻類などが堆積して 形成されたものです。 石灰岩の主要な無機成分であるCa[カルシウム]は、 自然界に豊富に存在する元素として手に入りやすいだけでなく 製品の役割が終えた後も、炭酸加圧溶解処理や加熱処理により、 容易に再加工することができます。 埋立てによる数十万年にも及ぶ自然分解を待たずに自然に還るので、 今後、自然循環型社会に欠かせない素材として注目されています。 原料の焼成や、バインダー有機物の合成をおこなう微生物によって放出される二酸化炭素は、 複合素材を結晶化・硬化させるプロセスで再び素材内に固定されるため、 全体を通してほとんど二酸化炭素を排出しません。 これはほんの一例にすぎませんが、わたしたちはものづくりにおいて 物質・エネルギー、あるいは二酸化炭素の理想的な資源循環の形を模索し、 人と自然が共生する社会を構築していきたいと考えています。

[循環デザイン] (1)原料調達[天然由来の原料/資源再利用] (2)焼成[CaCO3→CaO/CO2回収] (3)消化[CaO→Ca(OH)2/エネルギー回収] (4)培養[エネルギー再利用/CO2回収・再利用] (5)結晶化[Ca(OH)2→CaCO3/CO2再利用] (6)硬化[資源回収/CO2回収]

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